1952-04-25 第13回国会 参議院 郵政委員会 第5号
○中川幸平君 曾つて戰時中、中国とか外国に軍隊が出動した際に、野戰郵便局をこしらえた。その際に、その国国の何か機関を利用した例があるのですか、ないですか、無論戰時中ですね、それをちよつとお尋ねしたい。
○中川幸平君 曾つて戰時中、中国とか外国に軍隊が出動した際に、野戰郵便局をこしらえた。その際に、その国国の何か機関を利用した例があるのですか、ないですか、無論戰時中ですね、それをちよつとお尋ねしたい。
なおまたこまかい事項としては、たとえば野戰郵便局で受入れました郵便貯金、こういつたものを臨軍の負担にするかしないかというような問題がございます。
それで登記されたものはここにありますように三十一億七千九百万円、この数字は実は野戰郵便局記号の郵便貯金だけでありまして、日本内地の記号、若しくは朝鮮とか台湾とかいう所で預けたものの記号を持つて行つて野戰郵便局に預けたものが六億八千万円その外にございますので、原簿ではつきりしておるものは三十八億六千万、総体ではそうなります。
○委員長(深水六郎君) ちよつと私からも一つ御質問を申上げたいと思いますが、特別委員会でも多分問題になつたと思いますが、野戰郵便局の貯金の問題、それから満洲國の貯金の問題、それと朝鮮、台湾、樺太等の旧植民地の貯金の問題というのが、その額或いはその取扱方法、その他のいろいろなやり方というものがどういうふうになつておるのかということもお尋ねして置きたいと思います。
それからもう一つ続けて申上げますが、北支方面のいわゆる野戰郵便局の通帳が、先程貯金局長の御説明によりますと、只今とにかく千円まで拂われておる。併し原則としては千円で実際に打切るべき性質のものではないということは明らかなんですが、この点について大藏省関係の見解をば一つはつきり述べて頂きたいのであります。
今のは軍事郵便貯金ではなしに、軍人以外の一般の日本人が、日本政府の郵便局に預けました貯金でありますが、軍事郵便貯金というのは、野戰郵便局で軍人軍蜀が預入した貯金であります。軍事郵便貯金は現在帳簿ではつきりいたしておりますものは、預入が四十五億九千五百萬圓、それから拂出しが十三億八千四百萬圓、それで原簿の上で殘となつておりますものが三十二億一千百萬圓あります。